
小樽住吉神社へ初詣に行ってきました。ここではとても珍しい、北海道ご当地おみくじの「えぞみくじ」が引けるのです。
もくじ
えぞみくじは引くのではなく漁獲!?

参拝を済ませてさっそくえぞみくじを引きました。1個300円です。あとで知ったのですが、えぞみくじには変わった引き方があるようです。
えぞみくじの引き方
住吉神社ではニシンの張り子が入った箱に網のようなものが置かれていました。網を使って引くのが正式の引き方なのかもしれないです。
初詣客で混んでいたからかもしれませんが、えぞみくじの引き方について特に何も説明されませんでした。
箱の網はただの飾りだと思って普通に手で引いてしまいました。
今回漁獲したニシン

住吉神社のえぞみくじはニシンがモチーフです。小樽といえばニシン、ニシンといえば小樽なので納得です。台所の柱にぶら下げてみました。
丁寧に塗られたニシン
それにしてこのニシン、うろこまで描かれていて良くできています。
工場で大量生産されているとは思えないので内職でひとつひとつ塗っているのだと思います。
ありがたいダジャレ付き
張り子には日進月歩(にしんげっぽ)と四字熟語のダジャレが書かれた紙が貼られています。
ニシンが日々止まることなく進歩しているのかはわかりませんがニシンのダジャレとしてはこれしかない気がします。
他のえぞみくじにはどんなダジャレが貼られているのか気になります。
えぞみくじって今回初めて知りましたが、2016年に道内各地の神社で開始されたときは6種類だったようです。
住吉神社のえぞみくじは8種類目で2019年から引けるようになったそうです。8種類でも北海道は広いので全て集めるのは大変ですね。
北海道弁のえぞみくじ

おみくじはニシンのお腹に刺さっています。はらわた感ありますが、ぐっと引っこ抜くと中吉でした。えぞみくじと言うだけあって北海道弁で書かれています。
わからない北海道弁
「おだたず、はんかくさいことせず」とか北海道2年目の僕にはちょっと良くわかりません。
北海道弁を調べたら「調子にのって馬鹿げたことをせずに」という意味のようです。
幸運の名所は監獄
おみくじには「幸運の北海道名所」も書かれていて「網走監獄」でした。監獄を幸運の名所に選ぶなんてなかなか面白いですね。いつか入ってみたいです。
えぞみくじを引くのにおすすめの時期は?
小樽では毎年2月に「小樽雪あかりの路」が開催されます。小樽観光なら冬の時期がおすすめですね。

そしてこの時期、おたる水族館近くのトド岩では運が良ければ野生のトドの姿が見られます。観光ついでにえぞみくじを引くのもいいお土産になります。

住吉神社から少し歩いた場所には小樽のマンホールカードがもらえる小樽市水道局があるのでそれをもらうのもおすすめです。

小樽住吉神社への行き方
南小樽駅から歩いて10分程です。高台にあるので階段を上がるのは大変ですが、参道から見える海はとても綺麗です。