
名前の間違えたマイナンバーカードは最初から申請する必要があります。
カードの名前の漢字が違ったときの手続きと、わかりづらい代替文字情報の意味についてまとめました。
名前の漢字が違う
マイナンバーカード総合サイトから申請して約1ヵ月、やっとカードを受け取るための発行通知書が届きました。
市役所に受け取りにいってカードを確認したら名前の漢字が1文字違うことに気が付きました。
似たような漢字だけど日常では見かけない漢字がそこにありました。
転出証明書の漢字が間違えていた?
住民票に登録してある名前で入力していると言われ確認してもらいましたが、住民票の名前は間違っていませんでした。
引っ越してくる時に発行してもらった転出証明書の名前が間違っていたのかもしれないと言われました。
住民票は戸籍と照らし合わせて正しい漢字に直したけど、カードは間違えている転入手続きの時のデータを元に入力してしまったようです。
実際には後述しますが住民票を元にした別の情報からカードが作られているようです。
転出証明書の名前が間違えていたら自分で気づくのでおかしいと思いましたが、いまとなっては確認のしようがありません。
わかりづらい代替文字情報
カード交付申請書に代替文字情報が書かれていました。
代替文字情報は左の漢字→右の漢字(例:山→川)と記載されていましたが、申請書には特に説明がありません。
マイナンバーカード総合サイトには簡単ですが説明が書かれています。
個人番号カード交付申請書の代替文字情報は、電子証明書で利用できない氏名の漢字について、一般的な漢字に置き換えられた情報を記載しています。
よくあるご質問 – マイナンバーカード総合サイト
この代替文字情報は、マイナンバーカードの券面に記載はされません。
カード交付申請書の氏名のところには間違えた漢字が使われていましたが、代替文字情報に正しい漢字が書かれていので問題ないと思いました。
申請書ではシステムの都合で違う漢字で表示されているけど、カードは正しい漢字で作成しますよという意味だと勝手に解釈していたのです。
代替文字情報のたぶん正しい解釈

代替文字情報の意味は、左の漢字はシステム上にないので右の漢字で処理をするということのようです。実際にカードに記載されるのは左の漢字です。
名前が間違えているだけなら気づきましたが、間違えた漢字が代替文字の対象でそのうえ代替文字に正しい漢字が選ばれていたのでややこしいことになりました。
何を言っているのかわからないかもしれませんが、僕にもわかりません。
間違えたカードを修正するには
カードを修正するためにどうすればいいのか聞いてみました。なんとなくそうだろうなとは思っていましたが、やはり再申請が必要とのこと。
漢字の修正だけを伝えるのではなく写真の提出からやり直しです。
カードの修正手続き
- 総合サイトで再申請する
- 修正カードは1ヵ月後
- 間違えたカードを仮で使う
再申請したカードが出来るのは1ヵ月かかります。マイナンバーカードを作ろうと思ったのは確定申告に使うためです。
また1ヵ月も待たされるのは困ると伝えると、今のカードをとりあえず使っていいと言われました。修正したカードを受け取るときに交換します。
カードの再申請
総合サイトからカードの再申請をしました。再申請といってもそういう申し込み方法はないのでまた同じように申請します。
再申請で不安なのは漢字の間違いがちゃんとカードを発行するセンターへ伝わっているのかわからないことです。
1ヵ月待ってまた間違えたカードができてくるのではないかと心配になります。
念の為、お問い合わせフォームから申請書IDと再申請した経緯を書いて送るとその日のうちに返事が来ました。
カードの元になる情報とは?
問い合わせの返事には、カードを作成するときに使用する情報は住民票ではなく、住民票を元にした別の情報だそうです。
これを直さなければ間違ったカードが出来上がってしまうと書かれていました。
カードの発行センターは住民票を確認しているわけではありません。
住民票の名前の漢字が正しくても間違えたカードが作られる場合があります。
不安だったのでセンターのほうから市役所にちゃんと情報が直されているか確認してもらうことにしました。
これで1ヵ月後にはちゃんとしたカードが出来てくるはずです。